株式投資1年目(2020/12~2012/11) 損益 -8.8% (T_T)/

特定口座 -345,848円

NISA口座 -95,600円

 

トータル -441,448円(-8.8% ※確定・含み損益/保有銘柄の時価。配当や税金は考慮しない)でした!

 

特に10月、11月でこっぴどくやられて最近は毎日お金が大量に減る展開でした。日経平均は同期間で+3.8%のため、12.6%のアンダーパフォームでした。

 

現在の保有銘柄は購入順に、

 

コスモスイニシア 200株 (+1.3%)

理研コランダム 100株 (+9.93%)

櫻護謨 100株 (-8.38%)

京浜急行電鉄 2300株 (-8.56%)

誠建設工業 700株 (-1.83%)

東京楽天地 100株 (-4.56%)

クリエアナブキ 400株 (-8.29%)

ニチレキ 100株 (+3.98%)

 

上記になります。ほとんど含み損ですね。。。

 

株式投資を始めたきっかけはコロナ禍とそれに伴って加速した金融緩和の影響で現金の価値が下がっていると知ったことです。最初は不動産に興味がありましたが、社会人になりたての身では投資することが難しく、またインデックス投資が安定択と聞いて『敗者のゲーム』『ウォール街のランダム・ウォーカー』を読んだものの、指数は長期的に右肩上がりと言えどもトータルでマイナスになる年もあると聞き、また一番気になっていた米国一般消費財ETFにテスラが採用されたことから危険な気がしたので、手数料もほとんどかからない日本の個別株で割安な銘柄を見つけていこうと考えました。

 

最初は含み資産銘柄とネットネット銘柄を中心に、指標として割安な銘柄を主に買っていましたが、売り時がわからず、自分のなかで規律を作っていなかったことや、NISAで購入した花王をなかなか損切りできずに今も引きずって(反対にNISAで買った銘柄はすぐ利確してしまっていたのですが。。。)いるように最低限の一貫性も持てなかったこと、そして他の銘柄で利確した資金を、京急ナンピンし続け、PFの半分以上を京急にして分散投資すらも怠ってしまったことが良くない結果につながったのだと思います。短期間で利益を産もうと思ったら集中投資が必要なのかもしれませんが、本来はそういう目的ではありませんでしたし…。

 

*取引履歴

 

2020/12

安田倉庫 980円*100株 購入

(含み資産の不動産とヒューリック、テルモ株式。就活で社風を知っていたこと)

巴コーポレーション 407円*100株 購入

(含み資産)

サンフロンティア不動産 895円*100株 購入

(割安かつSNS上で社員を特定して応援していたため)

コスモスイニシア 387円*200株 購入

(ネットネット、親子上場)

SECカーボン 5360円*100株 購入

(ネットネット、イナゴ)

 

2021/1

SECカーボン 5610円*100株 売却

(大きなお金を扱うのが怖かったので、+3%ほどで売りました。それから80万円ほどまで上がって勉強になりました。。。)

安田倉庫 930円*100株 購入 計200株

(ナンピン)

 

2021/2

日神GHD 410円*100株 購入

(ネットネット、高配当)

花王 7310円*100株 購入

(ディフェンシブ、連続増配、前日に相当下げていたためリバウンド期待。下のパレットプールもそうですが、これは決算の結果で下げていたようです。この頃は決算がどういうものか、いつあるのかといったこともわかっていませんでした。しかし、それがわかった後も花王はディフェンシブだしアフターコロナで化粧品の需要が改善すれば。。。と今になっても、NISAで損出しできないし、配当は税金かからないし…と持ち続けてしまっています。今は京急で損出ししているので、今年の税金はかからないのですけどね。)

大阪製鐵 1282円*100株 購入

(親子上場)

東京ラヂエーター 521円*200株 購入

(親子上場。厳密には親は非上場ですが。。。ネットネット、含み資産)

日本パレットプール 3505円*100株 購入

(CAIのようなビジネスモデルなのかなと思っていました。資産バリュー。前日に相当下げていたためリバウンド期待)

大阪製鐵 1285円*100株 売却

(理由を覚えていません。。。微益)

 

2021/3

安田倉庫 954円*100株 購入

(買い増し)

日本伸銅 1390円*200株 購入

(ネットネット、親子上場)

東京ラヂエーター 515円*300株 購入

(買い増し)

燦HD 1127円*300株 購入

(葬儀屋さんはピーター・リンチ銘柄かなと思いました。指標的にも割安)

オリエンタルチエン 667円*400株 購入

(時価総額10億円未満で東証2部は上場廃止ですが、この銘柄はその付近をうろうろしていたので、それ未満の額で購入し、上がったら売るというスタンスでした)

オリエンタルチエン 681円*100株 684円*300株 売却

理研コランダム 1802円*100株 購入

(親子上場、含み資産)

ゼット 225円*1600株 224円*200株 購入

(四季報から。割安圏、財務安定)

櫻護謨 4115円*100株 購入

(割安圏、官需、含み資産)

日本出版貿易 1307円*100株 1307円*200株 1301円*100株 1300円*300株(4月) 購入

(割安圏、低時価総額)

ゲオHD 1201円*200株 購入

(流行っていたのでイナゴです。配当もそこそこ良かったので。。。)

 

2021/4

丸文 538円*600株 購入

(ネットネット)

燦HD 1067円*100株 購入

(ナンピン)

兼房 607円*100株 購入

(四季報から。株価も指標も割安、グローバルニッチ)

ゼット 225円*900株 売却

(ポジションが多いかなと思って怖くなり半分ほど同値撤退)

丸文 512円*200株 購入

(ナンピン)

 

2021/5

ゲオHD 1203円*200株 売却

(ほかのリサイクルショップ企業の決算が悪かったため危険に感じて微益で逃げました。実際にゲオの決算は悪かったので逃げて正解でした。)

トスネット 873円*100株 購入

(警備でアフターコロナ出遅れ。株価割安圏)

京急 1395円*100株 1387円*200株 1376円*200株 1350円*100株 1329円*200株 購入

(アフターコロナ出遅れ。国際線は長期で成田→羽田移行の流れ。国内線は国際線より早く需要が戻るため。自信があったので、この頃から結構ナンピン続きでした)

ゼット 245円*900株 売却

(結局、野球用品の部活需要がわからず決算前に売りました。そこまで安値圏でもなくなっていたため。結果は好決算も株価は反応せず、だったのですが、そのあと仕手化して相当上がりましたが、これは個人的には比較的、規律に基づいて取引できたと思っています。+10%ほど)

オリエンタルチエン 635円*100株 購入

(先月と同じ)

日本出版貿易 1313円*700株 売却

(これも決算を結局、回避しました。通常はK-POPの需要頼みのようしたが、どの作品を扱っているかがわからず、また、会社が進めている文化交流や留学生用のテキストの方の需要も良い予感がしなかったためです。結果、決算はまずまずで株価はほとんど動きませんでしたが、そのあとは徐々に値を上げ、割安感は解消されていきました)

 

2021/6

安田倉庫 947円*200株 売却

(持っていて悪いとは思いませんでしたが、含み資産分の割安感が解消される見込みが直近では無さそうに思いました。このような理由で売却することが多く、利確のための「待ち」が足りないことが多かったです)

オリエンタルチエン 635円*100株 購入(買い増し) 653円*200株 売却

東鉄工業 2297円*100株 購入

(イナゴです。すみません。。。)

中国電力 1025円*300株 購入

(東鉄工業もそうですが、この頃から高配当にも興味を持つようになりました。また中国電力は島根原発の稼働がかかっている日でもあり、そのニュースに合わせて購入したのですが織り込み済みのようでした)

 

2021/7

トスネット 924円*100株 売却

(これも待てなかった、という感じですね)

兼房 644円*100株 売却

(上に同じです)

瑞光 1000円*200株 購入

(グローバルニッチ、株価も指標も割安圏)

瑞光 1010円*100株 1008円*100株 売却

(待てなかった、というレベルではないですね。。。明らかにこの頃から雑になってきています。ただ、結果としては瑞光はここからもひたすらに下げ続けています。。。不思議ですが。)

丸文 675円*800株 売却

(半導体についてはずいぶんとその大切さが言われてきていましたが、品不足と言われているなか、丸文の商品に競争力があると思えませんでした。結果としては、アナログ半導体もなかなか不足していて、かつ丸文と提携しているテキサスインスツルメンツはその分野で相当な力を持っているため、丸文の業績は相当よかったのでこれは失敗でした。)

誠建設 610円*600株 605円*1600株 604円*200株 購入

(誠建設も低時価総額で、市場再編に伴って上場廃止になり得る銘柄ですがネットネットで高配当、そして大量の売り板が出ていたので、もしかすると創業者が高齢なこともあるので、上場中に資産管理会社に場内で売り抜けておかないと相続で大変なことになるのかもしれない。。。調べると、ちょうどそのくらいの数が売られているぞ!と思って買いましたが、1つ桁が違いました。お恥ずかしい限りです)

東鉄工業 2320円*100株 売却

(京急を買うためです。)

中国電力 1027円*100株 売却

(あまり覚えていませんが、ガチャガチャしたかったようです。)

サンフロンティア不動産 1074円*100株 売却

(これは悪くなかったと思います。だいたいこの辺りかなという判断でした)

東京ラヂエーター 599円*100株 売却 598円*100株 603円*300株 購入

(ごちゃごちゃしていましたが、8月決算での親子上場解消期待で買い増しです)

京急 1309円*200株 購入

(ナンピン)

燦HD 1273円*100株 1315円*300株(2021/8) 売却

(これは大失敗です。自社株買いの途中で株価の下支えがあり、決算に対する懸念もなかったはずなのに決算跨ぎは危険と思って、売ってしまいました。結果は通期上方修正でした)

 

2021/8

双葉電子 797円*100株 購入

(ネットネット、高配当)

加藤製作所 982円*300株 895円*100株

(ネットネット、メーカー系で一転して好決算の企業が多く、えいや!という気持ちで購入し、-10%食らいナンピンしました)

中電工 2226円*100株 購入

中国電力 1026円*200株 売却

(中国地方で最近は毎年ですが水害があったので、同じく高配当ですし、電気工事にした方がいいかなぁ。。。という判断です。中電工の事業のうち、電線を工事したり…といった領域は20%ほどではあるのですが)

萩原工業 1464円*100株 購入

(同じく防災関係です。またグローバルニッチでもあります)

東京ラヂエーター 604円*400株 売却

双葉電子 794円*100株 売却

日本伸銅 1870円*100株 1693円*100株 売却

(日本伸銅の100株は決算を好感してのものです。東京ラヂは親子上場解消期待が薄れたことによるポジション削減、双葉電子はちょっと覚えていないですね。。。)

巴コーポ 460円*100株 売却

(初めに買った銘柄ですが、インの価格が高かったので売れてよかったという感じです)

関西電力 1107円*300株 購入

(高配当、原発)

 

2021/9

京急 1280円*200株 1279円*100株

 

関西電力 1109円*300株 売却

(河野さんの自民党総裁選出馬ニュースで、原発関連銘柄が真っ逆さまになったので、慌てて売りました)

デルソーレ 539円*200株 購入 543円*200株 売却

(河野さんの親戚の方が経営者なので。。。ですが、こういう情報は市場に関係ないようだったので売却しています。同じく、河野さんに献金があったウイン・パートナーズも購入しましたが同値撤退しています)

イカ 1330円*200株 購入

(グローバルニッチ、SNSで発信していらっしゃる方がいて調べると、原料価格の上昇を転嫁したうえで、業績予想はきわめて慎重だったので上方修正されると思い購入しました。結果としては見事に次期決算で通期上方修正したのですが、同業他社が大きく値を上げるなか株価はあまり動きませんでした。)

加藤製作所 876円*100株 購入 886円*100株 888円*400株 売却

(遊休資産をかなりの額、売却したのですが好感されず、IRに問い合わせてもこれ以上は無いとのことだったので泣く泣く損切りです)

東京ラヂエーター 603円*400株 売却

(11月に再度買い直すつもりでポジション調整のために売却しました)

安田倉庫 994円*100株 売却

(過去と同じ理由で、ポジション調整も兼ねて売却しました)

INPEX 869円*500株 購入 882円*500株 売却

(エネルギーのことは良くわからないのですが、天然ガス価格がぐんぐん上がり続けていて恐怖を感じPTSで購入しましたが、翌朝、日本は天然ガスは長期で契約していると知って売却しました。。。)

東京楽天地 4170円*100株 購入

(業績をさらに慎重な値に下方修正していたのを確認しており、株価としてはアフターコロナ出遅れだったので購入しました。)

イカ 1398円*200株 売却

萩原工業 1651円*100株 売却

(恒大ショックに備えて利確です)

 

2021/10

中電工 2245円*100株 売却

(同上)

誠建設 622円*1500株 640円*300株 売却

(Twitterでフォロワーの方になかなか攻めますねと言われて自分でも確かに怖いな、と感じて売却しました。自身の資産総額に比してポジションが明らかに大きかったと思います)

京急 1315円*200株 1272円*200株 1269円*200株 購入

(ナンピン)

NF日経225 29070円*30株 信用売建 29440円*30株 買埋

(岸田さんが金融所得課税の増税を言い出して、市場に暗雲が立ち込めていたので、就任の所信表明演説に合わせて空売りしてみましたが、翌営業日に刈られました)

東京ラヂエーター 581円*800株 購入

(親子上場解消期待で再度買い直し。親会社マレリが本社ビルを売却しており、かつ本社の土地がデータセンターになるという話があるので、マレリはキャッシュも十分に確保しているし(土地を購入したデベロッパーが相当お金を使ったと話していたのです)、そろそろ…と思いました)

クリエアナブキ 652円*200株 650円*200株 購入

(親子上場)

 

2021/11

ニチレキ 1328円*100株 購入

(原油高の影響を受ける企業ですが、価格転嫁できている様子で決算を無事通過しているものの上昇しておらず、指標的にも割安なため購入。損出し済)

日本パレットプール 1075円*200株 売却

(-40%近く下がりましたが、ようやく損切りの決心がつきました。5月決算で減損を出し、それからもずるずる下がり続け、途中の住友化学の業績見通しで石化事業が好調とあったのでIRに問い合わせ。パレットの引き合い順調との回答をいただいたものの、決算で蓋を開けてみればパレットレンタルされず回収費用の方が嵩んでいる状態だったので諦めました。)

東京ラヂエーター 592円*800株 売却

(親子上場が解消されず、車載で部品不足などに困っている業界なので次の決算時期に買い直す予定です)

京急 1251円*200株 購入

(ナンピン。その後、損出ししましたが板も厚いので手数料分だけでも抜こうと思って場中に行った結果、だだ下がりして現物売りができず、2300株*16円も失ってしまいました。気を付けます。。。)

 

*取引履歴から考えたこと

 

雑な取引が多かったですね。「半年ROMれ」は至言なのを感じました。決算が何かもわからないまま花王と日本パレットプールの落ちるナイフを拾って大やけどになってしまいました。割安株に安心を感じる身としては、花王の指標の割高さからは「いまの価格で売られていても買わない」ですし、中国の国潮ブームも懸念事項です。ただ利回りが高くないと言えども、無税であと4年間、配当金が入ると考えるとホールドしていても良いかなと思っています。資金効率の点からすると非効率でしょうし、セリクラもわからないのですが、中小割安株からの資金の抜けも顕著な相場で、何が正しいのやら。。。という感じです。

 

額で言えば、やけどの度合いがもっと酷い京急については、銘柄自体にはそこまで絶望感がありません。増資懸念もあり、そもそも電鉄というセクター自体が見直されるのではないかという状態ではありますが、足元のオミクロン株の弱毒化が判明すれば、利用者は戻ってくるという立場です。旅行や、人と対面して会う体験それ自体に価値があるので、人の移動が取って代わられることはないと思います。

 

しかし、~な感じです、~と思いますレベルの部分は市場環境の変化を受けてまた変わってくるでしょうから、そういった前提が変わってきても、投資行動が変わらないように自らを規律づける必要がありそうです。長く生き残っている方々は、銘柄をピックアップした後も、機が熟するまでじっくり構えていることが多いように見られるなか、自分は「良さそうだな」と思うとすぐ買ってしまうポジポジウィルスに感染してしまっていました。ただ、秋口からは好きなゲームタイトルの大会が過熱していて、市場をあまりチェックせずにいました。京急にしても、自分のシナリオはあくまでも自分の中でのもので、ほかの人が共有しているとは限らないものですから、いかなる時も熱を入れすぎることも抜きすぎることもなく、前提となる情報は調べつくしたうえで、購入してからは機械的に取引することが長く生き残るために必要なのだろうなと考えました。

 

2年目の目標はすべての投資行動に理由を書ける規律を自身のなかに作ることです。とりあえず、2年目のうちに購入する銘柄の最大額はSECカーボン1単元分までとして、幅広く分散していくことにします。ナンピンし過ぎは危険ですね(特に京急配当利回りが低いので悲しいのです)。。。ほかの規律はこれから考えていき、パフォーマンスの目標は設定せずに行こうと思います。来月からはまた実家を離れ、来年からは復職することになるので、精神衛生も考えて程よい向き合い方でいきたいと思います。

 

*チェック

・製造業の場合は業界内の指数、原料価格など定量化されているものを見る

日銀短観など cf.『投資家のための金融マーケット予測ハンドブック』

・需給を見る(そもそも需給自体にどのくらいの影響があるのだろうか)

・DCFに基づいた企業価値の算定もやってみる

・コロナ禍では各拠点の操業度合いをIRに必ず確かめる(ただし他拠点で挽回中の場合は信用しない)(IRから答えが得られない際は別の方法を探す)

・こういう課題を出したものの実行しない癖を直す、その癖が直らない場合は配当利回りが3%以上、実績もあり、タコ足ではない企業にしか投資しない、と留保をつけるとそうなりそうなので、面倒くさがらない方法を探したいけど、面倒に感じるということは自身がそこまで興味あるいは切迫感を持っていないということなので、ゲームの大会を見ながら機が熟するのを待つ。。。

 

*いま気になる銘柄

電源開発

・サイネックス

・アマダ

・ロンシール

・トーソー

宇部興産

・サーラ

大阪ガス

・トーアミ

・キング

TSIホールディングス

・大崎電機

・三菱総研

・要興業

ドトール日レス

日本ヒューム

・丸尾カルシウム

・ニッケ

・表示灯